季節の変わり目
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最近3カ月ぶりにやっと髪を切りに行けました、鍼灸師の松本です。
雨の日が段々と増えてきて梅雨に入ったかと思えば、たまに差し込む晴れ間は真夏並みに暑く、気の滅入るような今日この頃です、、
この時期といえば、梅雨
ちょうど春と夏の間の時期で、季節の変わり目は体調を崩しやすいと言われたりもしますね。
どうして体調を崩しやすいのか。
様々なことが考えられますが、今回は鍼灸師として東洋医学の観点から考えてみたいと思います。
東洋医学の考え方の特徴のひとつに、「自然や季節に移り変わりがあるように、人体内部にも同じように移り変わりかわりがある」というものがあります。
自然を大きな“統一体”と考えると、動物や植物、そして人間は自然を構成するひとつの要素になります。一つ一つが独立しているわけではなく、食物連鎖や他の関係がありながら、連絡しあい、影響しあって有機的な“統一体”となるのです。
このような考え方を「統一体観(とういつたいかん)」といいます。
統一体であるから、全体をみても、細かい要素一つ一つでみても、同じ原則ではたらいています。
自然も人間も、さらには人体内部の組織も同じ原則ではたらいていることになります。
“統一体”における変化を表現するものの一つに、「陰」と「陽」の概念があります。
世の中のあらゆるものを、「陰」と「陽」の二つの性質に分けて、対立する関係とします。
「陽」…明るい、暑い、活動的 など
「陰」…暗い、冷たい、静か など
「陰」と「陽」は、どちらも変化しながら役割を交代します。「陽」の勢いが極まれば、「陽」を抑制するように「陰」が強くなりはじめる。「陽」が弱まれば「陰」が強くなる。「陰」が極まれば「陽」の勢いが強くなりはじめる。
「陰」と「陽」はどちらかにかたらないよう、バランスをとりながら変化します。
人間のからだも、自然と同じく「陰」と「陽」に支配されていると考えます。季節や時間などに応じて、かただの中でも「陰」「陽」が調節されています。
たとえば、夏が近づけば、からだの中の「陽」が強くなり過すぎないように発汗しやすくなります。冬が近づけば、汗腺が閉じて内部のエネルギーを外に逃がさないようにして、「陽」が弱くなり過ぎないようにします。
しかし、短期間で気温が大きく変動したり、冷夏や暖冬のような、からだが予測できない異常な環境になったときは、からだの「陰」「陽」の調整が間に合わなくなってしまいます。
日本気象協会によると、今年の夏(6月~8月)の気温は全国的に平年並みか高い予想されており、梅雨時は蒸し暑く、盛夏は強い日差しが照り付け、厳しい暑さの日が多くなるとのことです。
エアコンを上手く使ったり、水分をこまめにとって「陰」と「陽」のバランスが偏らないように来たる夏本番にむけてからだならしていってほしいと思います。
万が一、体調を崩されてしまった場合は医療機関への受診をお勧めいたします。
当院でも電話またはLINEにてご相談承りますので、気兼ねなくご連絡ください
(電話番号)042-629-9539
(ラインのURL) https://lin.ee/hcugk7a
次回の担当は 石田 です。
参考:新星出版社「カラー版 徹底図解 東洋医学のしくみ」より
著者 Writer
- スタッフ:松本 惇志(まつもと あつし)
- 資格:鍼灸師 あん摩マッサージ師
東京都出身
1996年5月18日
AB型
天然パーマ
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