骨折・脱臼によくある症状
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骨折か突き指か判断できない
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急に腕が動かなくなった
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咳をするとあばら骨が痛い
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いつも使っている腕がおかしい
ケガの中でも特に注意が必要!骨折と脱臼
忙しいシーズンには大小さまざまな事故が多くなります。
交通事故はもちろん、階段から落ちたり、足の指を荷物にぶつけるだけでも、
骨折したり、脱臼したりします。
また、スポーツのトレーニングで同じ動きをくりかえすことや、
試合の際に全力で激しい動きをする、といったことでも大きなケガに繋がります。
ケガの中でも、特に長期間の治療と経過観察が必要な骨折と脱臼は、いつどこで起こるか分かりません。
こちらでは、いざという時の対処法をご紹介します。
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骨折や脱臼ってどうなるの?見分け方は?
骨折や脱臼というとどんな状態を思い浮かべるでしょうか。
腕が折れたり脱臼したりして三角巾で肩から腕を吊っている姿や、病院のベッドで脚を釣り上げて安静にしている姿を思い浮かべるかもしれませんね。
骨折と脱臼はどんな症状で、どうやって見分けるのでしょうか。
●骨折
骨折というと骨が折れるイメージがありますが、骨に傷がつくことも骨折です。
つまりヒビも骨折ですし、骨の一部分が欠けたり、窪んだりした場合も骨折というのです。
腕やあしなどの太い骨は丈夫なので、よほど強い力が加わらない限り傷つきません。
しかし、比較的細い指の骨や肋骨は、少しぶつけただけで骨折してしまうことがあります。
疲労骨折では、弱い力が、くりかえし、くりかえし同じ場所にかかり続けて骨折します。
骨粗しょう症のように骨全身体が弱っていたりすると、咳をしただけで肋骨が骨折することもあります。
子どもでは上腕の骨折が多く、高齢者では手首、股関節、肩の骨折、背骨の圧迫骨折が多くなります。
骨とその周囲は神経と血管が豊富です。
骨折すると神経は敏感に反応して痛みを強く感じます。
また血液や浸出液がたくさんあつまり腫れあがります。
ひどい骨折では、骨折周辺の形が不自然に変形したり、みるみるうちに腫れ上がったりします。
全く動かせなくなることもあります。
打撲や関節脱臼でも同様の症状があるので、レントゲン写真を撮り、骨折かどうかを判断します。
●脱臼
脱臼は関節において骨の位置がずれることをいいます。
ずれた度合いによって、完全脱臼と不完全脱臼に分けられます。
骨そのものだけでなく、関節で骨同士の接続を助けている靭帯や軟骨などの軟組織が傷ついてしまうので、状況によってはギプスでの固定や手術が必要になる場合もあります。
脱臼は動かすことが多い関節に起こりやすく、肩が一番多く、あごやひじ、指などで起こることが多いです。
脱臼は、ガクッという振動とともに関節が変形しその部分が伸びたようになります。
また、関節周囲のじん帯なども損傷するため、激しい痛みと腫れが生じます。
初めて脱臼をした年齢が若いほど、脱臼をくりかえす反復性脱臼に移行しやすいと言われています。
知っておきたい!骨折や脱臼の応急処置
大きなけがというのは大事な試合の前、仕事が忙しい時など、思わぬ時に起こると思いませんか?
いつもよりあわただしく動いていたり、無理をしていたりすることで事故が起きやすくなっているのです。
骨折や脱臼はすっかり治るまでに数カ月かかります。
後遺症を残さないためには、適切な応急手当と、じっくり焦らず治療を続けていくことが必要です。
ケガの応急処置の手当の基本は「POLICE処置」です。
POLICEは、
・保護(Protection)
・最適な負荷(Optimal Loading)
・冷却(Ice)
・圧迫(Compression)
・挙上(Elevation)
これらの頭文字をとったものです。
ただし、「最適な負荷」の項目は骨折や脱臼の場合は実施せず、安静にしてください。
すぐに病院にかかり、むやみに動かさずに医師の指示に従うようにしましょう。
<POLICE処置のやり方>
保護:骨折や脱臼をした部位を添え木や三角巾などで保護して守り、余計な荷重をかけない
最適な負荷:骨折や脱臼の急性期は負荷を避ける
冷却:冷やして炎症を抑え、痛みの緩和し、筋肉の異常反応を改善する
圧迫:ケガをした部位を圧迫し内出血や浸出液で腫れることを防ぐ
挙上:ケガをした部分を高くすることで血液や浸出液の流れ込む量を減らす
骨折の治療は、骨の位置を最適な状態に保って動かさないようにし、骨の中の細胞の力で治る条件を整えることです。
ただし、骨折した周囲の関節や筋肉はなるべく動かした方がよい場合が多く、必要以上の安静はかえってよくありません。
骨折した部位の固定がしっかりしてもらった後は、医師の指示のもとで積極的にリハビリに取り組みましょう。
脱臼は同じ関節でくりかえし起こすことがあります。
特に、肩やあごの脱臼は、日常生活の小さな動きでも脱臼をくりかえします。
痛みが引いたからと言って、勝手に固定を外して運動を始めたりすることが原因です。
癖になってしまった脱臼は手術をしなければ治りません。
完全に治るまでには半年程度かかります。
とはいえ、脱臼も必要以上の安静はかえってよくありません。
必ず、医師の指示を守って療養とリハビリを行いましょう。
高尾東迎整骨院【骨折・脱臼】アプローチ法
来院された際骨折や脱臼が疑われる場合は適切な整復と固定を行います。
まず、紹介状をお渡しして医療機関を受診していただきます。
医療機関と連携しながら日常生活やスポーツに復帰できるよう、ご自宅で行えるリハビリやトレーニングスペースでのアスレティックリハビリテーション指導いたします。
著者 Writer
- 院長:今井 千紘(いまい ちひろ)
- 資格:柔道整復師
栃木県出身
1992年 6月4日生まれ
O型
栃木県宇都宮市出身
元バスケットボール部
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