膝痛・肘痛でお悩みの方へ

膝痛・肘痛によくある症状

  • 立ち上がる時、膝に痛みが走る

  • 膝が腫れて痛い

  • 肘が痛くてコップも持てない

  • 肘が急に動かなくなった

動くために必要な膝と肘の関節をいたわろう

肘や膝の関節に痛みがあると、

歩いたり物を持ったりしただけで痛みがでるようになり憂鬱ですね。

 

膝の痛みがひどくなると立ち上がりや歩きだしに時間がかかるようになります。

 

肘の関節では肘を動かせなくなってしまったり、いわゆるテニスエルボーなどのように、

物を持つこともできなくなってしまったりすることもあります。

 

いつまでも痛みなくスムーズに関節を動かすためには、生活の中でどのようなことに気を付ければよいのでしょうか。

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膝と肘の仕組みと痛みの原因

少し日常の身身体の動きを気にしてみると、

タオルを絞る時、ボールを投げたり蹴ったりする時、歩いたり走ったりする時など・・・

私たちの身身体がとても複雑な動きをしていることに気づくと思います。

 

この複雑な動きを支えているのが「関節」です。

膝や肘は、身体の中でも股関節、肩関節に次ぐ大きな関節です。

関節とは、骨と骨のつなぎ目の部分のことです。

膝や肘の他にも手や足首、肩、あごなど、人の身体にはいくつもの関節があります。

これらの関節を動かすことで歩いたり、走ったり、物をつかんだりすることができるのです。

 

関節では2つ以上の骨がそれぞれに動きます。

しかし、骨は硬いものなので複数の骨が直接ぶつかると、欠けたり、すり減ったりしてしまいます。

そうならないために、関節の骨のぶつかりあう先端には骨にかぶるように軟骨があり、さらに軟骨と軟骨の間には関節液が入った袋状のものがはさまれています。

 

このような仕組みになっているので、複雑な身身体の動きもスムーズ行うことができるのです。

 

特に身身体の重さを支えている膝は、中高年になると関節の軟骨がすり減ります。

骨と骨が摩擦を起こして痛みが出でて、膝の関節が変形してしまいます。これが変形性膝関節症と言います。

加齢による膝の病気には他に関節リウマチがあります。

いずれも関節周辺が腫れて痛みを生じます。

病気の他に、事故やケガなどで半月板やじん帯を損傷してしまうことがあります。

 

<膝関節の病気>

・変形性膝関節症
・関節リウマチ
・半月版損傷
・膝関節靭帯損傷

膝と同様に肘にも変形性肘関節症という病気があります。

肘では使い過ぎによる変形が多く、肘関節の中での骨折やケガ、関節炎などが原因となり、小さな骨のかけらが引っ掛かり急に肘を動かせなくなる「ロッキング」という現象が起こります。

ロッキングは、成長期にボールを投げすぎることによって生じる野球肘でも起こります。

テニス肘は手首を伸ばす働きをしている腱に起こる傷害で、家事や仕事などの日常の行動が原因で発症することもあります。

関節リウマチは全身の病気ですので肘にも起こります。

 

<肘関節の病気>

・野球肘
・テニス肘(テニスエルボー)
・変形性肘関節症
・関節リウマチ

 

関節を守るための対処法

膝や腕の関節に痛みが出る原因には、

 

変形性関節症のような加齢によるもの

関節の骨、靭帯、腱などのケガによるもの

リウマチなどの病気によるものがあります。

 

痛みがあると動きたくなくなりますよね。

関節の痛みがある時にどのような過ごし方をしたらよいのでしょうか。

 

●膝の痛みを感じたら・・・

膝には、体重の何倍もの負担がかかっています。

歩行で約3倍、立ちあがりやしゃがむ時には約7~8倍もかかります。太っている人は、膝のために何よりやせることが第一です。

また、姿勢が悪く重心が崩れていることも膝への負担を増やしますので、正しい姿勢で歩き、足に合った靴を選ぶように気をつけましょう。

膝の機能を維持するためには、膝の曲げ伸ばしをすることが一番大事です。

とはいえ、ハードな筋力トレーニングやランニングなどをすると、膝軟骨はさらに擦り減ります。

座った状態で体重をかけずにゆっくり膝の曲げ伸ばし運動をするとよいでしょう。

この運動を毎日続けることで、曲げ伸ばしをする膝の機能を保つことができます。

ただしケガをした直後や炎症が強い急性期には安静にしていましょう。

 

●肘の痛みを感じたら・・・

次に肘ですが、肘関節は膝関節に比べて複雑な動きをするようにできています。

肩からの1本の骨に対し肘からは2本の骨があり、3つの骨を組み合わせて関節が構成されています。

このことにより、曲げ伸ばしだけでなく、微妙な動きができるのです。

また、肘関節は細かな動きをする手関節との中継地点でもあり、手関節の動きとも連動したさまざまな動きをします。

肘関節の痛みを放置すると、指の感覚が鈍くなったり、うまく動かせなくなったりすることがありますので、早めに整形外科を受診しましょう。

肘関節の使い過ぎで起きる痛みでは、手を使い過ぎないということが一番です。

肩や腕、手首をゆっくり回すことが痛みの緩和にも効果があります。

 

膝も肘も関節の痛みが出始めた急性期には痛い場所を冷やすと痛みが和らぎます。

ただし、慢性化したら冷やさずに温めることで痛みが軽くなります。

関節リウマチは冷やさないようにしてください。

 

<関節がいたい時の対処法>

・太っている人はやせる(膝)
・負担をかける動きをしない
・痛くない程度のストレッチをする
・痛みが落ち着いたら冷やさない
・医療機関を受診する

 

著者 Writer

著者画像
院長:今井 千紘(いまい ちひろ)
資格:柔道整復師
栃木県出身
1992年 6月4日生まれ
O型
栃木県宇都宮市出身
元バスケットボール部
 

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院名:高尾東迎接骨院
住所〒193-0845 八王子市初沢町1296−2 フラッツ初沢1F
最寄:高尾駅(JR中央線 、京王高尾線 )南口より徒歩3分
駐車場:専用駐車場あります (3台) *埋まってしまっている場合はお近くのパーキング等ご利用ください。
                                 
受付時間
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